こんにちは!たつです!
わたしたちは2023年に世界一周の旅に出ます。
ふたりとも疑問を持つこともなく
当たり前のように大学まで進学し一般企業へ就職。
これまでの普通の人生からすると
世界一周旅行なんて夢のまた夢。
ただ、結果としてわたしたちは
世界一周の旅に出るという決断をしました。
ここでは、世界一周の決断に至った
経緯とそのワケを書いていきたいと思います。
先に言っておきます。長いです。。。
男子チアの遠征で初めての海外へ
世界一周なんて無縁の無縁。
海外に行ってみたいと1ミリも
思っていなかった大学時代まで遡ります。
大学生の僕はチアリーディングという
スポーツに熱中しており、大会出場のため
アメリカに行ったのが初海外でした。
慣れない環境での練習と大会本番に精一杯でしたが、
英語が飛び交う世界、見たこともない景色、異なる文化。
初めての海外は十分過ぎるほどの衝撃でした。
海外旅行にハマるきっかけ
大学4年生の夏、西ヨーロッパを周る
バックパック旅行へいきました。
イタリア→スイス→ドイツ→オランダ→ベルギー→イギリス→フランス→スペイン→ポルトガル
海外2回目のド初心者。英語も全然ダメ。
ただアメリカ遠征での衝撃は、
この旅に行くことを後押しするには十分でした。
何の迷いもなく「行きたい」という返事をしました。
当時誘ってくれた友人には本当に感謝です。
- その場で決めながら先に進むワクワク
- 初めて出会った外国人と話すドキドキ
- 困ってもなんとかなる度胸
一つ一つが強烈に記憶に残り、
数年が過ぎた今でも鮮明に思い出します。
そしてこれまで、この旅を超える
経験に出会うことができていません。
いつかこの旅行を超える旅をしたい!
と思うようになりました。
ふたりで一緒に初海外
ここであいなの登場です。
付き合って4年目にして初海外。
フィリピンセブ島。(安かったから)
不安症なのでバックパックのような自由な旅は
出来ませんでしたが、初めての海外旅行は
私たちにとって大切な経験となりました。
一人旅では味わえない、
経験を共有することで同じネタで語り続けられること。
いつか結婚してからも
ふたりで語り合える一生風化しない経験をしたい
と思ったのです。
“世界一周”という旅の方法
”言葉が通じなくてもなんとかなる”
一方で、話せた方が絶対いい!
と海外旅行から帰るたび毎度後悔します。
そこで、会社への反逆とも取れる
3週間連続の有給休暇を取得し、
語学留学へ行きました。
いつもなら海外旅行へレッツゴーの
ゆるゆるサラリーマンでしたが、
今回ばかりは勉強しようと語学留学を決めました。
訪れた語学学校が旅人が集まる学校で、
「世界一周」という旅の仕方をそこで知ります。
世界一周の夢をあいなへ伝える
世界一周に行く!
僕が決心したのはこの留学中のこと。
この学校を卒業したのち、
世界一周に出発して行くたくさんの仲間に
出会いました。
英語の勉強なんかほったらかしで、
目をキラキラさせながら
世界一周旅行の話を食い入るように聞きました。
・・・衝撃でした。
サラリーマン王道ルートを走ってきた僕にとって、
仕事を辞め世界を旅するなんて、
想像もつかない夢のまた夢でした。
夢のまた夢なのに
心のワクワクが止まらなくなってしまいました。
レッスン終わりにいつも通りビールをゴクゴク。
気持ちよく酔っ払った金曜日の夜。
周りのバッチメイトに煽られながらあいなへ電話、
世界一周に行きたいと伝えました。
結婚したらハネムーンで世界一周に行こう!
いいよ!楽しそうだし行こう!
答えはびっくりあっさりOK!
こうして2人で
世界一周するという夢が走り出しました。
一度は諦めた世界一周
2020年に結婚式を挙げそのまま出発だ!
と決めたのが2019年12月。
ハネムーンで世界一周に出ようと決めた矢先、
新型コロナがやってきたのです。
世界一周は無期限延期
身動きが取れないまま時間だけが過ぎていきました。
もう諦めよう・・
一度決断したはずにもかかわらず、
だんだんと怖くなっていきました。
事なかれ主義の悪い虫が出てきました。
仕事は大丈夫だろうか。
戻ってきて路頭に迷うことはないだろうか。
猛烈な恐怖から逃げるようにそう思っていました。
そんな時に背中を押してくれたのはあいなでした。
「諦めたら絶対後悔する。死なないから大丈夫!」
ストレートにぶつけられてハッとしました。
あいなの方がしっかりと覚悟が決まっていたのです。
強い!!!
こうしてコロナ情勢を見たうえで、
私たちは2023年4月に出発をすると再決断をしました。
乗ってきた丈夫なレールを降りること
わたしたちは大学進学→一般企業に就職という
日本教育が生み出すサンプルのような
人生を送ってきました。
何も疑うこともなく走ってきました。
今思えばとても恵まれたレール。
生活に不自由もなく、幸せなで
羨ましがられるような立派で丈夫なレール
なのかもしれません。
そのせいか日を増すごとに、
どんどん身動きが取れなくなってきている
ことを実感していました。
新しいことにチャレンジしたい時、
失うものを天秤に掛けては諦めることに
慣れてきてしまっている自分にハッとしました。
このままでは自分の意思でレールを降りることができなくなってしまうかもしれない。
そんな恐怖と世界一周の夢と共に、
30歳という節目にせーので
丈夫なレールから飛び降りました。
世界一周の決断で得たこと
「有名大学まで出たのに」
「大企業に入ったのに」
「将来安泰なのに」
・・・もったいない
そんな言葉を何回も聞きました。
この”もったいない”という言葉で、
これまで何度も決断を捻じ曲げてきました。
その言葉のパワーを私たちは
身に沁みて知っています。
人を立ち止まらせるにはとても強力な言葉です。
これまでのレールを外れ、
一歩を踏み出してみた今、
考え方は大きく変わりつつあります。
限られた時間をワクワクすることに使わないことこそもったいない
だからこそレールを飛び降り、
わたしたちはワクワクする方を選びました。
見る人によっては
「そんなの当たり前じゃん」
と思うかもしれません。
しかし、普通のサラリーマンしか
やってこなかった僕にとっては、
崖から飛び降りるような大きな決断でした。
今の私たちは、素直にワクワクする方の
道を選ぶことができます。
私たちにとっての世界一周
長い長いお話にお付き合いいただき
ありがとうございます。もう終わります。
今の段階では世界一周に行くこと自体に意味や価値はありません。
ただ私たちにとって
「1年間世界一周に行くこと」を達成するために
取った行動や辞めたことに大きな意味がありました。
これからは世界一周の1年間通じて、
おじいちゃんおばあちゃんになってもふたりで語り続けられる経験をしてきます。
私たちにとって世界一周とは、
これまでの丈夫なレールから降り、
もっとワクワクする人生を歩んでいく
ための訓練でした。
そんな安定志向の夫婦が
丈夫なレールを降りてみたお話です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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